ウエディングプランナー検定についての考察 Part3

 

現状で、私共以外の法人も2年後くらいから実施するようだが、それが検定の主催者の利益のためではなく、真に消費者である新郎新婦の為であるならば、どんどん行うべきだと思う。それが、この冷え切ったブライダルマーケットのためになるからだ。しかし、それが、団体や個人の利権や必要以上の個人・企業の利益の為ならばやめたほうがいい。それは、確実に縮小していくブライダルマーケットのさらなる縮小、荒廃に繋がっていくからだ。

 

フリーランスウエディングプランナーに限定して考えた時、フリーランスウエディングプランナーをサポートする協会は、日本に弊社の他にいくつか存在するが、メンバーがまともに定着している協会は少ない。なぜなら、フリーランスでビジネスを企んでいるからだ。

 

4年ほど前になろうか、日本では誰もが知っている○○総研が私に面談を申し込んできて、「フリーランスウエディングプランナーのビジネスモデルを作りたい」とのことだったので、一通りすべてを説明したあとに、「本質論からしてビジネスとしては成り立ちませんよ」というと、「全くそのようですね」と理解を示され、それ以降問い合わせも検討の形跡もない。

 

フリーランスの手法や収入構造、会場の現状などを鑑みても、取りまとめを行う企業は利益創出が出来ない本質的な事実があるのだ。私は、お陰様で氷河期を含めて8年以上になるが、続けられているのは、そこに利益を求めていないからだ。

 

一般社団法人IWPA国際ウエディングプランナー協会が、フリーランス部門で利益を求めた瞬間に多分この協会は継続できなくなることは間違いない。それを理解しているので、利益追求をしないし、無理やり規模拡大もしない。本質にまかせて進めている。

 

私は、日本という国は、戦後の高度成長期を経て職人がこの国を支えてきたように思う。職人というプロ集団が支えたからこそ高度成長しこんな国土の小さな国が、世界の経済大国になりえたのだと思う。しかし、バブル崩壊後の日本は真逆の行動をして、現状のデフレから完全に脱却できない時代を過ごしている。現在、プロと素人の境目もなくなり、経済がどんどん低迷してきた。「貧すれば鈍する」という言葉があるが、日本はまさに今その状態だと思う。そんな中でも、職人と言われる人たちの技術は伝統と伝承に支えられ、今もなお輝いており、かなり高レベルなビジネスになっている。

 

私は、ブライダルのことしか言えないが、そういう意味でも市場にブライダルのプロがいなくなってしまった結果がこの低迷となってしまったと思う。本質はどこにあるか、ブライダルは文化であり、大切な通過儀礼である。人として実施すべきなのに経済低迷が影響して経済的に出来ない新郎新婦が増え、今では無婚が全体の40%にもなっている。

 

業界では、スマ婚など価格の安い婚礼をプロデュース会社が販売し、スキル不足のスタッフがオペレーションするため苦情も多く、結果的に新郎新婦に迷惑をかけてしまう。全体的なクォリティも低い。それを会場は見て見ぬふり、クォリティが低いだのなんだのと、しょうがなく受注しているという。

 

正直、私はこんな発言を聞くと怒りに手が震えてしまう。プロフェッショナルがいるのなら、なぜ、スマ婚を会場が直接オペレーションしないのかと思う。

スマ婚と同じ金額で、高いクォリティのサービスや、商品を用意できるはずだ。

 

この現実こそが、ブライダルの本質を理解していないということを会場は理解すべきだ。

最後は、サラリーマンだからという隠れ蓑を着てしまう。

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