北海道春の風物詩

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北海道にもやっと春が来たかなという陽気になってきた。

北海道と東京との半々の生活も8カ月を過ぎて、やっぱり生まれ故郷の生活は、ストレスもないし、とにかく穏やかな日々を送っている。

最近は、日差しも春めいてきたので、毎朝半径2㎞の範囲で散歩に出かける。私はとにかく自然が好きなので、どうしても町や建物を避けて、山や川、海に足が向かってしまう。

幸いにして、今の住まいは、この3つの自然が半径1㎞圏内にあるので、散歩する場所には全く事欠かない。毎晩寝る前に、明日はどこに散歩に出かけようかな?なんて、ワクワクしながら布団に潜り込む。今までの東京での習慣が抜けきらず、寝るのは毎晩1時過ぎ、毎朝8時の目覚ましの時間には、大体散歩に出かける準備が出来ている。

今日、2019年4月20日は土曜日、8時30分に自宅をでて、亀田公園という自然公園に向かう。私はこの家が出来た50年前から、約10年間をこの家で過ごしており、小中高といつもこの自然に抱かれながら過ごしたので、この亀田公園も隅から隅まで知っていると思っていたが、散歩するたびに新しい発見がある。

今日、最も驚かされたのは、水芭蕉の群生だ。大体、亀田公園に水芭蕉があるという記憶すらもなくなっていたので、それを見たときには感動に近いものがあった。

散歩ですれ違う見知らぬ老若男女の殆どの人たちが、「おはようございます」とか「こんにちは」とか、まるで知人のような親し気な笑顔で言葉をかけてくれる。はにかみ屋のおばあちゃんやおじいちゃんでも笑顔で会釈をしてくれる人が多い。

私は、くも膜下出血の後遺症である顔面の激痛に耐えきれなくなり、7年目にして一縷の望みをかけて、北海道の自宅に引っ越す決断をしたわけだが、北海道に来て以来、顔面の激痛もかなりやわらぎ、痛みで仕事が出来ないことなど全くなくなった。東京にいたときには、半日以上も顔面の激痛で仕事が出来ないことも珍しくなかったが、この北海道では、全くというほどそういうことが起こらない。これも恐らく、自然と人と環境のたまものだと思う。誰に、何に感謝していいのか分からないが、とりあえず、亡き両親とご先祖様と北海道の大自然に宿る八百万の神様に感謝したい。

 

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