激痛の悪化

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今日もさざんかの坂を上って、リハビリの為に身障者スポーツセンターに行った。とても寒いらしいが、私は左半身が温痛覚麻痺のため殆ど寒さも暑さも感じない。

でも、寒い時には麻痺した左の鼻から鼻水が垂れてくるが、左顔面がしびれているので、鼻水が垂れていることに気づかず、恥ずかしい思いをすることもある。だから、鼻拭きのハンカチは外出時の必需品だ。また、熱い時には、病気になる前より汗をたくさんかくようになったので、トレーニングをしていると、シャツに絞るほどの汗がたまってる。

でも、そんなことは、取るに足りないことで、寒さが増すことで顔面の激痛が増す。激痛は、自分の平常心を維持できなくなるほどで、寝る時も痛さを緩和するために、お酒を飲むようになり、病期になる前には、アルコールなど1滴も飲まなかったが、今ではアルコール中毒になってしまったかと思うくらいお酒を飲むようになった。

お酒を飲むことで、熟睡でき、激痛を感じないで寝ていられる時間が確保できる。自分にとってはとても幸せな時間だ。とにかく、痛さを感じない瞬間すらもないほど激痛は1日中継続する。

いつになったらこの激痛から解放されるのだろうか?一生激痛から解放されることはないのだろうか?そんなことを考えていると憂鬱になってくる。

よく、どんな痛みかと聞かれるが、その痛さは表現しがたい。人と真剣に話をすれば少しはまぎれる。10時間以上睡眠を取った朝は、比較的痛みを感じない。

目が覚めて、痛さを感じない瞬間は、至福の時であるが、それは5分と続かない。

痛さがない幸せが、こんなにも至福の時だなんて、今まで感じたこともなかったが、人の幸せには、様々なものがあるんだなとつくづく感じさせられた。

さざんかの坂のさざんかは、今日も私を迎えてくれる。さざんかは冬咲く花で、12月~2月が花期だが、私には1年中咲いているような気がする。

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