恐怖!

毎朝目覚めると、まず思うことは、今日もちゃんと立てるかな?と不安に駆られることだ。
ベットから足をおろし、立とうとするとき、バランスを崩して後ろに倒れてしまうことが多い。
今日は、何回で立てるかな?
そんな日々を繰り返し送っていると、自分は、そのうち歩けなくなってしまうのでは
という恐怖に駆られる。

立ってしまえば、何とか歩けるし、外出すれば、普通の人よりは足早に歩けてしまう。
もともと性格がせっかちなのか、ゆっくり歩くことが出来ない。
入院中のリハビリでも、神楽坂を中心に歩行のリハビリを行っていたが、
先生に、もう少しゆっくり歩いた方がいいと言われた。

こんな話をすると、随分歩けるように聞こえるし、多い時は1日で15,000歩以上歩くこともある。
しかし、最近は仕事が忙しいことを理由に、リハビリもさぼり気味のせいか、歩行が以前に比べ
不安定になってきた。

ワレンベルグ症候群という後遺症が発生していると判明した時の私の身体は、
ほぼ全身麻痺で、左の手足は失調で、自分の思うように全く動かなかった。
この時私は、絶望感に襲われ、一生車いすの生活を覚悟した。

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