ブライダルの本質を見直す Pert2

ブライダルの本質を見直す Pert2

 日本のブライダルの素晴らしさを見直す

私は30年以上の長きに渡り、ブライダル関係でビジネスをしている。先日ブライダルに関する比較的大きめのキーワドで検索をしたときに、1位表示されるようなサイトだが、「角隠しは、綿帽子の下につける。」というような記載があった。また、複数の結婚式場を運営している会社のトップが、海外の著名?なプランナーを招いて、高額のパーティを主催しているような人でも「海外には、エスコートカードという素晴らしいものがある」とWEB上で言っている。これは私からすると、日本の婚礼に対する冒涜としか思えない。

綿帽子と角隠しの件は論外だが、エスコートカードとは、日本語にすると「もぎり札」のことであるが、もぎり札は、何十年も前から日本に存在し、今もなおホテルでは取り扱っているところが少なくない。このように日本のブライダルを理解しないまま、海外にだけ目を向け、あたかも先進的なウエディングを日本に紹介しているような勘違いをしている人が本当に多いことに驚く。

その先にあるのは、金儲けや危機的な現状回復に起因する施策の一環だとは思われるが、ブライダルを装置産業という一部の見方しかできない現状にも問題があると思う。ブライダルが日本の文化や伝統の伝承という視点からも見ていく必要があることを私は強く認識していただきたいと願う。

また、海外の大規模なウエディングを施工している有名なプランナーを崇拝しているような人もよく見るが、日本のバブル期の一般宴会では、150名程度の宴会に会場装飾費に300万円もかけるような企業宴会は珍しくなく、プランニングから設計・施工まで、すべてプランナーが陣頭指揮をとり行っていた現実があった。そのクォリティは、決して低いものではなかった。

その時代の技術や知識をもったプランナーも殆ど退いてはいるが、その技やノウハウを伝承できていないことを非常に残念に思う。

 

 

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