連載記事1-2 本物のプロフェッショナルとは

フリーランスウェディングプランナーの市場作りを始めて早8年、やっとフリーランスが何とか立派に生活できるようになってきた。私が思う残された使命とは、ある種身の程知らずの勘違いかもしれないが、私にとっては大事であり、本人はいたって真面目で、どうやって現状の婚礼市場を時代に合った新しい活気ある市場に創り変えていけるかということである。今やブライダル市場は、まるで荒野のようだ。なぜ荒野かは後述するとして、アベノミクスで景気回復かと沸く世間をよそに、ブライダル業界は必ずしもそうではない。ホテルウェディングが婚礼会場の挙式披露宴実施シェアで約50%を占めていた2005年、経産省のサービス産業実態調査によると、婚姻数714千組に対して、すでに351千組のカップルしか挙式・披露宴をしていなかったという事実。これは婚姻数の約半数にあたり、その後今日に至る実態は、ブライダル業界人なら誰でも認識していることだと思うが、この現状に対して、会場の人達は何をどのように考え、どう対処しているのだろう。婚礼特化型会場は、ブームになって10年を超え、土地の定借期間の時期も迫っており、本来挙式・披露宴のみ行う施設であるのに、何か他の儲け話はないかと暗中模索。上場した企業は、株主への説明に難渋。当たり前だが、婚礼が獲得できなければ企業存続が出来ない。だから、企業のトップは婚礼獲得に手段を択ばない。私が婚礼特化型会場の開業に関わったころは全盛期で、まさに高利回りの投資案件であったことは間違いないが、それもこれも今となっては昔の話、これだけ婚礼件数が減少し、会場だけが増え続けると婚礼特化型会場は、いよいよもって自転車操業にならざるを得ない。婚礼特化型会場にとっては件数が命であり、特に上場企業は、売上と婚礼件数を維持するために次の店舗展開を余儀なくされるのである。そして、ある地域には7会場をもつ大型会場が複数出来ていく。私も各地の婚礼市場と会場数の関係を調べているが、今や全国的に見ても1会場の婚礼件数の割り当ては確実に100件を割っている。

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